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2011年4月4日

エプロンを作る(2011.03.12-04.03)


■波板を張る

 2011年3月12日
 前回の試作を踏まえて、エプロンの製作にとりかかりましょう。

 まずは材料の調達です。

 ・セキスイイボ竹 たくさん(φ11mm、90cmと120cm)
 
 ・塩ビ管 たくさん(内径13mm、長さ60mmくらい)
 
 ・塩ビ管留金具 たくさん
 
 ・木ネジ たくさん
 ・インシュロック たくさん
 ・波板(ポリカ製、不透明白色) 長さいろいろ
 ・ステンワンタッチフック たくさん
 
 ・木片(桧、60×60mm、長さ150mmくらい、φ8mmの貫通孔) たくさん
 

 だいたいこんなもんでしょうか。
 数量は、エプロンの形状次第なんであんまり細かく書きません。
 なるべく廃材と汎用品で構成したいと思います。
 特殊な部品は高いので、たくさん使う材料はなるべく汎用的なものを選択しました。

 
 まず土台となる木片をボルトで取り付けます。

 あとはたいしたことしてないんで、写真でご紹介します。

 
 コールタール塗り
 
 子エプロン土台設置
 
 波板土台完成
 
 緑の棒はジップタイで横ずれ防止
 
 緑の棒に波板を取り付けて・・・
 
 こんな感じに。
 
 波板を切るためだけの『波板切り鋏』でちょきちょき。
 
 完成~。裏から見るとこんな感じです。
 どうも計画に問題がありそうで、フックがポコポコ取れていく・・・
 ジップタイでこそっと保険をかけてますが、そのうち全部ジップタイになるかも(汗)

 この夏、台風でエプロンはどう舞い飛ぶか。ミモノです。

■子エプロンの結末

 2011年4月2-3日くらい
 さて、問題は子エプロン側のエプロンです。
 度々の設計変更により、結局エプロン自体を大きく開くことにし、
 子エプロンはエプロン本体に引っ付くことになりました。
 そろそろ文章書くのがめんどくさいので、以下も写真を見てください・・・

 
 子エプロンの取り付け具合を見るために、一度仮組み。
 
 子エプロンの基礎部分。こんな感じかしら。
 
 もっかい仮組み。寸法を確認します。
 
 角度も良さそうです。
 
 あとはパーツの切り出しと組み付けだけです。
 
 色塗りもします。やっぱりエプロンは白でしょう。
 
 出来てきました。ふぅ。

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ランプをとりつくろう(2011.03.21-04.03)


■最悪の事態

 2011年3月21日
 
 さて、ちゃんと固まってるかどうか。どきどきしながら見に行きます。

 
  結果は・・・最悪でした。
 表面は雨に打たれてぶっつぶつ。
 おまけにほとんど硬化していません。

 正直青ざめました。そして後悔しました。
 「なんで強行したんだろう・・・雨が降るのはわかってたのにー!」

 後悔してても始まらないので、色々頭をめぐらせました。
 この先硬化は進むのか、どう対処すべきなのか。
 
 まず最悪のケースを想定しました。
 一番困るのは、このまま永久に固まらないケースです。
 その場合、アセトンなどで拭い去るか、一か八かそのまま塗り重ねるしかありません。

 そのケースを想定して、とりあえず拭えるだけ拭ってみることにしました。
 
 「はぁ~・・・」ため息交じりでモップを動かします。
 はっきり言って全然取れませんでした。
 この後、ウエス、ヘラなどで実硬化部分を取れるだけ取って、
 いやになったので出来るだけやって、硬化が進むことを祈りつつ
 あとは来週に回すことになりました。

 
 こういうとき、悪いことは続くものです。
 ジャンプ台の位置を調整していたら、水中で浮き代わりになっているバスタブから
 「ボコォ」
 という音が。
 どうやら何らかのトラブルで空気が抜けたようです・・・

 このままでは入り口部分が水没して作業が続けられません。
 仕方ないので水中です。今年はまだまだすげー寒いです。

 
 まずは水中に落ちてしまったバスタブをサルベージ。さびー。

 
 バスタブの足が割れていたので、転び防止が緩んでしまったようです。
 再度固定しなおします。

 
 もじもじくんスタイル。

 
 水中で設置、コンプレッサーでエアーを送り、ミッションコンプリート。
 寒くてハゲそうです。


■トップコートやり直し
 先週の悲劇からの1週間、
 FRP有識者から対処法についての意見を聞きつつ、
 憂鬱な気分で過ごしました。

 2011年3月26、27日
 さて、再度ランプのチェックです。

 ・・・不幸中の幸い、なんとか全面固まっていました。
 固まってくれてさえいれば、サンダーで研磨して塗りなおすことが出来ます。

 とはいえ、雨で表面がぼっこぼこなので、
 トップコート層はほとんど削らねばなりません。
 表面に浮いているワックスも層間接着を阻害するので、取り除きたいところです。

 
 とにかくひたすら削ります。削りまくります。

 トップコートは全部で20kg弱塗布しました。
 この大部分を削るとなると、相当量の削りカスが発生します。
 回収しきれない削りカスが風に飛ばされ、水面に赤潮のような筋を作ります。
 池の水は農業用水となるので、なんとか回収しなくてはなりません。

 とりあえず拡散防止のためにモップで拭き取ったり、網ですくったり、色々あがきました。
 
 急遽作った削りカスろ過装置。案外優秀です。

 
 
 そんなことをしつつ一日半ひたすら削り、ようやく全面終了しました。

 こんどは失敗は許されません。
 天気予報を確認し、準備を整え、いざ再塗装。
 
 年に2回も塗らせてしまって申し訳ないです・・・
 
 
 今度こそ完成です。天気もOK。あとは硬化を待つだけです。

 
 夕方には硬化しました。映りこむほどきれいな仕上がり。
 滑り出したらとまるのが大変なほど。

 どれぐらいつるつるかは、以下の動画でご確認ください ...

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