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ジャンプ台を作りなおす(2011.01.08-10)


■ランプを解体

 今回はランプの構造をゴッソリ変える計画なので、ベニヤ~FRP層を全部撤去します。

 (1)FRP層を剥がす
 2011年1月8日
 FRP層は厚さ2mmほどなので、ヘラなどを突っ込めば剥いていくことは出来るのですが、
 面積が大きいとそれなりに接着力が効いてくるし、取り回しが大変です。

 
 そこで、この丸鋸でFRP層のみ剥がしやすい大きさにカットしていきます。
 
 直ぐ下のベニヤ板は、使えるところを再利用したいのでなるべく傷つけず、
 なおかつベニヤに打ってある木ねじを避けるように気をつけます。
 
 1m四方くらいなら、モーリークラスになると素手で剥がせます。
 ちなみに足元にある青いバールは、この直後水没します。

 (2)入り口を浮かす
 作業を続けていくと、ランプの入り口付近が水の中なので困ってしまいます。
 なので浮力調整用に入り口付近に設置してある重量ブロックを撤去し、
 下のバスタブを逆さまにしてジャンプ台の下にいれてエアーを送り、「浮き」にします。

  
  転び防止の為に角材を据え付けます。
  
  ほぼこの作業の為に購入したコンプレッサー。ブイも膨らませられるけど。

  さて、段取りが整ったところで。
  皆様もうお気づきかもしれませんが、これらの作業はすべて水中作業です。

  
  [モーリーの装備]
  ・体: 海女さんスーツ+タッパー
  ・足: 靴下+ビニール袋+ビニールテープ
  ・手: 台所用手袋+サランラップ+軍手
  考えられる限りの最強装備で作業に臨みます。
 
  
  なぜかおじさん達のテンションは上がります。

  
  顔は笑ってますが、実は笑えないほど冷たいです。
  写真はいいから、早く終わらせましょうや・・・
  
  ブロックを撤去、バスタブを設置、エアーを送り待つこと数分。
  
  濃い緑色の部分が水中でした。結構浮きました。
  この日はここまで。

 (3)ベニヤを外す
 2011年1月10日
 この日は大阪の山口氏が手伝いに来てくれました。
 
 のですが、あいにく朝から雪模様。
 まずはランプの除雪から始めました。
 
 けるひゃーの高圧洗浄機で、雪と藻を一掃するモーリー。

 ベニヤはコーススレッド(木ねじ)で、本体部分のヒノキの垂木に接続してますが、
 そのネジが錆びてボロボロなもんで半分くらい抜けません。
 
 そこで、サンダーでネジの頭を切り飛ばしてしまうことにしました。

 
 サンダーを使う風景と、キマってるモーリー。

 
 ネジが全部取れたら、バールでスイングして引っぺがします。うそです。

 前述の水没したバールを探索中のモーリー。
 
 水中で極寒サルベージを要求するギャラリーに対して、
 ジャンプコース用マグネットを改造して、磁力のパワーで探そうとする、
 姑息でさぶいモーリー。

 
 案外あっさり見つかりました。ちぇ。

 
 この日の成果はここまで。
 あれ、手前にホームレスのおじさんが。

 ↓写真全部。

2011.01.08-10 ジャン台修理

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