高室にめずらしい客がきました。
くわやまきょうすけ君です。むちむちのいい体ですね。
キレキレのスラロームとサービス精神旺盛なトリックで、高室村でひっそり暮らしていた僕たちを魅了してくれました。
ひとしきり滑って、夜は恒例の「煌
上質な国産牛の焼肉を頬張ること一時間、
名物のホルモン食べて締めようか、という時間帯になりました。
その時突然モーリーのスイッチがONになりました。
モーリー「おい桑山。ホルモンってのはなぁ、ブツブツ…」
ホルモンをクチクチいじりながら語り始めました。
「(クパァ)このまま、乗せる!」
ゲストであるくわまんに、険しい表情でファンのホルモンの食し方と魅力を説くモーリー。
『…はぁ…へぇ…なるほど…ふぅー』
数年ぶりに降りてきたモーリーの御高説を、右から左へ聞き流すくわまん。
皮を下にして焼かれるホルモン。
モーリー『裏返してから20秒。トリックの片道時間で体に染みついているはずやろ?くわまん!』
去年からトリックを始めたモーリーの体には、既に20秒の体内時計が完璧に備わっています。
モーリー『ジわっと溢れ出るコラーゲン(油)を感じながら、ごはんを口いっぱいに頬張る!』
くわまん『…いや、ごはん最近食べないんすよ。』
…いまだかつてないほど「モーリーのホルモン漫談」に乗ってこないゲスト、くわまん君でした。
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翌日、あかねとタスクが来ました。
いつもは水面に出ることを頑なに拒否するタスクは、今日はなんだか滑りそうな予感。
問題は何を使ってどう滑るか。
「U字の板じゃもう小さいし、普通の板はまだちょっと…」
「ボディーボードなら浮力もあるしええかも。」
「腹ばいだと市中引き回しみたいだし…座ったら安定するんじゃない?」
検討の結果、このようになりました。
はい、ニーボードですね。大変お行儀のよくできました。
スタート補助の為に入水したアカネも、思わずウッキー。
そろそろ板で滑りましょうね。